山形市 小松歯科医院 副院長のブログ

山形市 小松歯科医院の副院長って、どんな人?というのを知っていただくためのブログです。
CALENDAR
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
もしもの時に備えて
ビジネス週刊誌
頑張らない成功法
思ったことが英語で言える
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
無料ブログ作成サービス JUGEM
<< 気の緩み | main | 主導権 >>
抜去歯
 この土日に、新潟市の朱鷺メッセにおいて
「日本歯内療法学会学術大会」が開催されましたので
土曜の午後からお休みをいただき、新潟に行ってきました。

私は発表などはしませんでしたが、
色々と勉強をしてきました。
明日の治療にすぐ生かせる物は数少ないのですが、
刺激をいただきました。

今日聴講した中で「倫理セミナー」と言うスケジュールがあり、
研究などにおける倫理に関したお話がありました。
正直、大学とかの研究者向けの話だろうと思って
途中別の話を聞きに離れたりしたので、全ては聞いていないのですが、
最後の質疑応答で某大学の教授がこんな質問をしていました。

「ある大学では抜去歯を用いた学生実習が倫理に反するとの事で
できないそうですが、これについていかがお考えでしょうか?
模型では根管治療の練習にならないので、抜去歯で練習したいのですが。」

これを聞いた私は正直、今大学教育はそんなことになっているのか、
とびっくりしました。
私が学生の時、そして今も時々患者様から抜いた歯で、
患者様が処分していいとおっしゃった歯は
治療の練習等に使わせていただいてました。

しかし今はそれも倫理に反する事があるとの事です。
講師の教授によると、元々は例えば妊娠して中絶した胎児を
勝手に研究や実験に利用することは倫理に反することは
容易に納得できる。歯もそれと同じとする考えによるのだそうです。

ただ講師の教授は、歯に関しては
抜いた際にいらないと言われた歯は
練習や実験に使用することがあると説明して同意を得れば
何の問題もない、とおっしゃってました。

ま、確かにそうなんでしょうけど、
なんとなく世知辛い世の中になっているな、と思ってしまいます。

抜いた歯を用いて技術向上のために練習に使う事があることを
患者様が知ったとして、

「まさかそんなことに使われるとは思わなかった!」

とお怒りになることはないのではないか、と思ってしまうのは
歯医者の驕りや非常識なのでしょうか?
なんとなく自分の常識はズレているのだろうか、と不安になるのでした。



| - | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog2.komatsushika.com/trackback/1264813
トラックバック